2/26/2014

H A N D & S O U L 2 0 1 4/内藤三重子・鎌田豊成


春めくっ! って言葉が、ピッタリの今日このごろ。
2014年も鎌倉から、元気な “ 春 ” やって来ました。
タンバリンギャラリーでは、すでに4回目!

銭洗弁天へ向かう坂の入り口にあるアトリエショップ、
HAND & SOUL』から、70代シニアご夫妻の作品たちです。


H A N D & S O U L 2 0 1 4
内藤三重子・鎌田豊成

いろんなモノが見えるでしょう!?

流れ着いたもの、放置されていたモノ、
包装紙だったり、枝や木端だったり、ガス管だか水道管だか、
古い船板や古布の端切れ、、、その辺に転がっているモノ、
ナンバープレートや錆びたダンベルなんかもあるぞ!

リユースして、リサイクルして、
人形やぬいぐるみ、テーブルやランプやアッサンブラージュに、
豚になったり、鳥巣箱になったり、
新たなものが、おふたりの 手とココロで、生まれています。
その作品は、
わくわくニコニコほんとに楽しいものばかりなんですから!


内藤さんは、イラストレーター、エッセイスト、編み物作家、お雛様作家など、
大活躍の、マルチアーティスト。
鎌田さんは、デザイナーとして活躍、
あちこちで教鞭も取られてきた、ジェントルマン。

そんなふたりが、1960年代に銀座で出会って、、、
50年以上もさまざまなモノ創りに携わって、いま
ジイジとバアバ(自称)。

新潟の漁村で譲ってもらった船板から生まれた、テーブルと椅子3点
セット座って、鎌田さん(左)と内藤さん。マンー傘のランプも 

おふたりどちらかは、毎日在廊される予定です。
いろんな話を聞きながら、
作品にどんどん触って、腰掛けて、そのハンドメイドの魅力感じてください。

「ものを作る」というのは、自分の引き出しの中身を全部さらけだすことです。

そんな言葉からはじまる、
内藤さんの、できたて最新刊『グランマの手作り人形』も入荷。
抱き人形ミータンやぬいぐるみ・Mr.ズーほか、
そのキャラクターから原寸型紙まで、
ずべて内藤さん手書きの一冊、必見です。
最新書籍と人形たち。こんなの、作れちゃえます!

☆02/25(火)〜03/02(日)11:00〜19:00(最終日〜18:00)
 これまでの展示は、こちらで! 2010年2012年2013年
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原 知恵子 個展/来るべきもの(ロバ大将展)
 03/04(火)〜03/09(日)11:00〜19:00(最終日〜18:00)
 ------------------------------------------------------------詳細は、こちら

2/19/2014

馬で行く / 在本彌生


9日間の、馬とガイドとのふたり&2頭の旅。
風を切り、雨雪に打たれ、ひたすら馬の背に揺られ、
3500m級の山を6つ越え、羊飼いのテントに辿り着いて、
食べる、寝る、、、

馬で行く/ 在本彌生

旅する写真家・在本さんの、
今回のテーマは、中央アジア・旧ソ連邦の国キルギス
19日間の撮影旅行で生まれた作品、
全紙と四つ切サイズ36点が、ランダムに展示されています。

2012年11月以来、タンバリンギャラリーでは2度目の個展です。

山では、雄大なる自然を、
馬との暮らし、羊飼いのポートレイト、彼らの暮らしを。
一方、
まさに西と東の交差点、多くの民族が共存する街では、
ソ連製の自動車が走り、ロシア建築のインテリア、
青い目のモンゴロイド、ラグのテキスタイルなど、そのライフスタイルなど、
キルギスならではのミクスチャーを。

旅の中で、在本さんが見つけた " 美 ”を。
その眼差しとともに
ゆっくりと、観てください、感じてください。


すべての作品は、
旅から戻った在本さん自らラボの暗室に入って。
「コツコツと少しづつプリントを進め、やっと展示にこぎつけた感じで
 私の中では『ついにみなさんに見ていただける日が来た』そんな思いです」

会場には、テーマのひとつ “ 馬 ” にちなんで、
にんじんのスティックが。
在本さんのオリジナル・カクテル『キルギスの馬に捧ぐ』も
飲むこともできます。

作品はもちろん、同名の作品集(1,000円)もお求めになれます。
在本さんは、本日(02/19)と02/23(日)、終日在廊のご予定です。

☆02/18(火)〜02/23(日)11:00〜19:00(最終日〜18:00)
Next Exhibition ------------------------------------------------------------
HAND&SOUL2014/内藤三重子・鎌田豊成
 02/25(火)〜03/02(日)11:00〜19:00(最終日〜18:00)
 ------------------------------------------------------------詳細は、こちら

2/12/2014

Marciel 展/あ た た か な 白 昼 夢

 Marciel(マルシェル) は、どこか遠くの外国に、
 (もしかしたらお話の世界に、)
 普通に暮らしている人、みたいに
 思ってもらえたらいいなぁ、と
 つけた名前です。        男かな?
                  女かな?

ひとつの冊子の一節にこんな言葉があります。

Marciel 展
あ た た か な 白 昼 夢
  ~絵とみじかいお話~

いろんなサイズのパネルに、紙に、
いろんな素材で描かれた絵が、ランダムに展示されています。
小さなお話が、そこに付いていて、、、こんなふうに
          
            夜にカサコソのそのそと 落しものを拾ってまわって 
          朝みんなが起きたら 枝にいっぱいかけてるの (落しものの木)
         
やさしくて、あったかくてほっこり
ちょっと涙もしちゃいかねない、たくさんの絵と小さなお話。
耳かきの旅、本日の影絵メニューや、
愛猫二ャー、もたくさんいます。
ゆっくりじっくり、楽しんでください。

Marcielさんは、女性です。
それも、まもなくママになる(予定日は、3/22ですって!)
搬入も設営も展示がスタートしても、
パパになる人と一緒に、こちらが心配になるほど、元気良くこなしていました、
これ、赤ちゃんの力かな。
そんな神秘のパワー(?)溢れる空間には、
きっと“ 愛 ” 満ちてます。

「お話が先だったり、絵が先だったり、
 浮かんだお話と絵が描く大きさ決めてくれることもあります。
 置いておくと、だんだん色も褪せてきて、紙も焼けてきたりもします。
 その過程も含めて、私の絵です、お話なのです」

ゆっくりと絵とお話を楽しんだら、
大きなテーブルに置かれた
お話が詰まったボックスの蓋を開けて、
「お好きなお話 お持ち帰りください」袋に入れて、
Marcielさんが用意した、素敵なおみやげを、どうぞ!

スプーン型のクッキーや、ドラジェ、オリオン座あげる(こんぺいとう)や
“ 赤ちゃんのほっぺ ” みたいなレモン味のギモーヴ(マシュマロ)にキャンディ。

初日には、
これで「バレンタインデーの準備完了!」なんて人もいましたw
こちらは、「風景と食設計室 HOO.(ホー)」のお二人、
永森志季乃さん(左)と高岡友美さんとのコラボレーション。

すっかり長居できちゃいますね。
ゆっくりお時間を作って、ぜひどうぞ!

Marcielさんは、週末(02/15、02/16)在廊のご予定。
「体調が許せば、その他の日も」とのことです。

☆02/11(火)〜02/16(日)11:00〜19:00(最終日〜18:00)
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馬で行く / 在本彌生
 02/18(火)〜02/23(日)11:00〜19:00(最終日〜18:00)
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2/05/2014

古村耀子 個展「カバーズ」


18点のオリジナル作品が、
すっきりとスマートに並んでいます。
その間にさりげなく、、、
ポスターや冊子、手製のバッグ、Tシャツなども。

古村燿子 個展「カバーズ」

「午後の曳航/三島由紀夫」、「グッドバイ/太宰治」、
「セロ弾きのゴーシュ/宮沢賢治」などの日本人作家や
「イワンの馬鹿/レフ・トルストイ」、
「たんぽぽのお酒/レイ・ブラッドベリ」、
「ティファニーで朝食を/トルーマン・カポーティ」、
「ホワイトアルバム/ザ・ビートルズ」、
「ひこうき雲/荒井由実」、「ユニーク/セルニアス・モンク」
など、
お気に入りの本やアルバム、そのカバーをテーマにした作品たち。



絵の具による原画、
ペン画をデジタル処理した、ジークレー・プリント、
手書き文字の入ったポスターなど、
それぞれのメディアが、なんとも美しい佇まいなのです。

入って左は、こんな風。

webshop「まめコテ」で展開する、お手製バッグ(7,000〜17,000円)、
鮮やかな赤のTシャツ(2,000円・白もあり)、
ニューヨーク・ソーホーの名画座用に描いたポスター、
「Breathless(邦題・勝手にしやがれ)/ジャン=リュック・ゴダール」(1,800円)、
ポストカードに、小冊子2種。
もちろん、作品も販売しています。

これだけの数のオリジナル作が一度に観られるのは、
ひさしぶりの機会かもしれません。

TIS(東京イラストレーターズ・ソサイエティ)会員で、
イラストレーター、デザイナーとして活躍中の、古村さん。
2000年以来という個展の場所として、
ここタンバリンギャラリーを選んでくれました。
「空間がそれなりに広くて、いろいろリーズナブル」(安いっ!?)

古村さんは、14:00頃より毎日在廊のご予定です。
作品のこと、おすすめ本や音楽の話など、
ゆっくりとした午後の時間を楽しんでください。
ギャラリー選び、なんていうのもありかもしれませんね。(笑)

☆02/04(火)〜02/09(日)11:00〜19:00(最終日〜18:00)
Next Exhibition ------------------------------------------------------------
Marciel 展/あ た た か な 白 昼 夢
 02/11(火)〜02/16(日)11:00〜19:00(最終日〜18:00)
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