11/27/2013

yatura no cinema / きもちいいやつら

(暗転)
開演に先立ち、皆様にいくつかお願い申し上げます。
劇場内での喫煙はご遠慮ください
また携帯電話をお持ちのお客様は電源を切る必要はありません
上演中のカメラの使用、ビデオ撮影は禁じられてはおりませんので、
どんどん撮って、公開してください。
また上演中のおしゃべりは周りのお客様のご迷惑とはなりませんので
ご自由にお願いいたします。。
それでは「yatura no cinema」まもなく開演です。
皆様どうぞ最後までごゆっくりお楽しみください。

yatura no cinema / きもちいいやつら

今年もまた、スタートしました。
まる・みね・なつこの、ユニット“きもちいいやつら”。
昨年一昨年に続いて、3度目の参加型展示、
今回のテーマは、映画、しかも3本立てにて公開です。

☆「A WAKU WAKU CINE TRIP」
右に控えますのは、コラージュで構成された
大判ポスター、ど〜ん! とね。
本編は、奥のスクリーンにて連続ループ上映中!
“ yatura ” の大好きな映画をモチーフに3人が、さまざまに登場します。
こちらは、
劇(会)場にて、最後までごゆっくりお楽しみください。

☆「CUT CUT CINEMA」
刺繍、ペン、水彩などで描かれた、
お気に入りシネマの1シーンの作品たち。
映画タイトル、シーンの時間、価格入り作品キャプションが、目印。
全27点。こちらは、それぞれの個性を味わいながら、
1点づつゆっくりと観てください。
あなたの好きな映画もきっとあるはず!

そして、
あなたもあの映画のあのシーンに出演! なんて具合の
kimochi ii  Photo  studio

「サウンド・オブ・ミュージック」、「アメリ」、「スーパーマン」、「雨に唄えば」、「タイタニック」、「七年目の浮気」や「2001年宇宙の旅」「ティファニーで朝食を」も「時計じかけのオレンジ」、「サタデー・ナイト・フィーバー」、「マトリックス」など、
  誰でも知ってる(!)、あのシーンにあなたが登場!(1枚・1500円、後日お渡し)

サンプルはこちら!     





クリックで拡大(ギャラリースタッフ、大挙出演中www)


と、バラエティ満点でお送りしています。
それぞれ作家として、日夜作品制作しながら、
ここではユニットでの活動で。
そんな彼女たちの “シネ・トリップ ”をぜひ堪能してください。
各作品、大判ポスターのポストカードも販売しています。
そして、
最後に、おなじみシンボル・ゾーンで、記念撮影を!
左から、みね・まる・なつこ。ポップコーン、ポテトは必須アイテム

彼女たちは、元気に愉快にニコニコ、
お揃いのファッションで、映画館主務めてます。
みね・まるは、毎日午後早い時間から、在廊。
楽日12/1(日)には、なつこも一緒に3人揃って、朝から在廊予定です。
左から、みね・なつこ・まる

☆11/26(火)〜12/01(日)11:00〜19:00(最終日〜18:00)
しかも、
本日(11/27)19:30からは、第32回

ロバート・ハリス、佐々木誠、中島朋人、在本彌生、高橋キンタローの、レギュラーに加えて、きもちいいやつらも登場。その他、ゲストも加わって " きもちいい映画 ”をテーマに!
会場(参加費 500円ドリンク代)で、USTREAMで、ぜひご覧ください。


Next Exhibition ------------------------------------------------------------
Souvenir from Paradice  
 −イラストレーションの贈り物−
  姉川たく Cato Friend サイトウユウスケ 白根ゆたんぽ 
  中村菜都子 二宮佐和子 深谷桃子 monyomonyo 八重樫王明
 12/03(火)〜12/08(日)11:00〜19:00(最終日〜18:00)
 ------------------------------------------------------------詳細は、こちら
☆☆2013年最後の企画展 《吉例》
参加作家発表! 88作家89名(and ......)の饗宴
 12/10(火)〜12/22(日)11:00〜19:00(12/16・月 休廊)
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11/20/2013

「ワタシの森森 -mori-」森田 MiW


いろづく秋、真っ盛りです。
近くのいちょう並木も街の樹々も
そして、きっとあの森も、、、
その森の入り口はココ
暗くなる前に入ってください。
暗くなったらもう入れない。
だからね、いそいでいそいで。
その森の出口はドコでしょう。
それを教えてもらえたら
アナタは安心するのでしょう。
でもねワタシは教えない
ココロが震える楽しさを
アナタに知ってもらいたいもの。 (
「入り口にて」より)
ワタシの森森 ―mori ―
森田MiW(モリタミウ)

頭から木が立ち上がり、森に成長した表題作のほか、
「彩色に珈琲を使った(!)」(MiWさん)大きなキャンバス作品、
思い思いの形に切られた、馬糞紙をベースに描かれ、
立体感のあるさまざまなサイズの作品15点ほかが、
冒頭にご紹介した、それぞれのストーリーとともに、展示されています。

その森には、さまざまな生きものが暮らしいているようです。
ナマケモノ、トカゲ、アルマジロ、オオカミ、
6本足の “モリシカ”やカラスや蛾、、、
そんな生きものたちが、
MiWさんの頭の中から生まれた森を自由自在に動き回っています。

いろんな種類の鉛筆、色鉛筆、アクリル絵具などで、
ていねいに、繊細にして大胆に描きこまれ貼り絵も使った森たちは、
ときに幻想的に、あるいはコミカルに生きものたちと対話しています。

あなたも、そんな森の入り口から、ぜひどうぞ!
まだ日があるうちに、ね。

作品から生まれた、
Rabitonbox(阿部一恵さん)の、アニメーションも常時上映中。
思わず引き込まれる、動く森。こちらも必見です。

森田さんは、会期中毎日、朝から在廊のご予定です。
作品のこと、描き方のこと、空想や寓話など、
いろんなお話がきけそうです。
タイミングさえ良ければ、MiWさんのパートナーで、
羊毛などで動物を作る造形作家YOSHiNOBU(ヨシノブ)さんにも
会えるかもしれません。
(6本足の “もりしか”のフェルト作品1点も、あわせて展示中)

作品はもちろん、
おおかみの絵が入った、カレンダー(写真・左 2,000円)や、
変形判ポストカード(8種類 各450円)も、手に入れることが可能です。

晩秋の一日、外苑散歩の道すがら立ち寄るのもいい過ごし方だと思います。
会場には、ほんのり珈琲の香りと
ユーカリの枝葉の爽やかなにおいが、
もうひとつの森のイメージを、心地よく感じさせてくれてもいます。

〜〜こぼれ話〜〜〜
MiWさんとYOSHiNOBUさんは、昨年8月、タンバリンギャラリーでの、原優子+YOSHiNOBU「動物たちの夏休み」展の際に、個展を考え始めていた MiWさんがギャラリーを訪れたことがきっかけではじめての出会いを果たしました。どうやら、タンバリンギャラリーが、おふたりのキューピッド役(なんて、似つかわしくないんですがね)を務めてしまった、ようなのです。
会場の奥にある作品「森が生まれる」には、“もりしか” が描かれ、その隣には、羊毛フェルトの立体 “もりしか” が、並んで展示されています。テヘ

☆11/19(火)〜11/24(日)11:00〜19:00(最終日〜18:00)
Next Exhibition ------------------------------------------------------------
yatsura no cinema / きもちいいやつら
 11/26(火)〜12/01(日)11:00〜19:00(最終日〜18:00)
 ------------------------------------------------------------詳細は、こちら

11/14/2013

Loser's Paradise in Brooklyn―ここには孤独な夢はない―/CITY STICKS(田上千晶+佐藤由美子)


急に寒くなりました、
なんか、ニューヨークの気候みたい! 
なんて、、、

今回の展示は、さまざまな思い出と今をめぐる、
ニューヨークの、ブルックリンがテーマです。

CITY STICKS(田上千晶+佐藤由美子)
presents
Loser's Paradise in Brooklyn
―ここには孤独な夢はない―

イラストレーターの田上さんと編集者の佐藤さんは、
ある媒体を通じて知り合いました。
『12 Water Stories Magazine』 、ご存知でしょうか? (こぼれ話に続く)

左から、田上さん佐藤さん( CITY STICKS)

9.11(2000年)後、ふたりは

ニューヨーク・ブルックリン(マンハッタンの対岸)で、
ルームシェアを体験したそうです。
そのときのさまざまな光景を中心に、
イラストレーションとストーリーが、展開されています。

ストーリーは、こんな風
ブルックリン、懐かしく、
ちょっと悲しいコニーアイランドの風景が頭に浮かぶ
すると、インターネットラジオから(中略)
黒猫のいる街では、犬はニャーンと泣いて、
肉屋はイワシを売って、
飛行機は海をゆく。
全てを反対から見る。
目を開けたままで夢をみる。
自分の心のまま、
エゴイストの街・・・  (ミニブックより)
遠く自由の女神が見える駅のホーム、
いつものカップで飲むコーヒー、
観覧車が見えるビーチ、、、

そんな風景とストーリーをゆっくりお楽しみください。

作品のほかにも、
CDサイズのミニブック(300円)、
文字遊びする? 缶バッジ(200円)やポストカード、
佐藤さんが運営する、ひとり出版社「トランジスター・プレス」の書籍、
それと、少しですが、デッドストックの、
「12water Stories Magazine」や永井宏の単行本「WORDS」(各500円)なども。

田上さん佐藤さん、
思い出に浸っているだけではありません。
9.11以降、2009年のリーマン・ショック(※※)、
2011年には「ウォール街を占拠せよ(Occupy Wall Street)(※※※)」など、
いくつかの挫折を経験し、敗者と呼ばれていた人たちが声を上げた、
彼の地ニューヨークが、ブルックリンからの21世紀の「アメリカンドリーム」
新たな希望を感じているようです。

そんなことを感じさせるのが、
連日開かれフリーでどなたでも参加できるイベントです。
★11/12(火)レセプションでは、ふたりのトークとポエトリー・リーディング
★11/13(水)、お茶を飲みながら哲学を語る、Cafe Phirosophique(哲学カフェ)
☆11/14(木)11:00〜終日、大きなテーブルで、布を使ったルームソックス作り
              NU☆MAN/ヌーマン (ソーイングサークル)
11/15(金)15:00〜19:00、ZINEを作る人が、互いに見せ合い、語り合う、
           ZINESTER GATHERING(ジンスタ・ギャザリング)
11/16(土)15:00〜17:00、持ち寄った本を切り口に、語り合う
                        The Book(ザ・ブック)
11/17(日)13:30〜15:00、3人の女流詩人が作品を朗読します
                            風の朗読会
  もっと詳細は、CITY STICKSのFacebookで、どうぞ!(★は、終了しました)

いかがですか? 

秋の一日、こんなもうひとつの展示に参加するのも、
いい時間の過ごし方じゃありませんか?

おまけに、

街の棒きれ(City Sticks)は、箸にもなって、、、
ばんばりえさんによる、
「ベーコンチーズケーキマフィン」(美味!)や「遊園地のクッキー」
ほかのお菓子、
カフェ・ラバンデリアによる
サパティスタ革命コーヒー、ブルックリンラガーなどのドリンクも。

という、

なんとも贅沢な(?)ラインナップの一週間なんであります。
田上さん、佐藤さんとも、時間はそれぞれですが、
イベント中には、在廊されるはずです。
ぜひ、どうぞ!

☆11/12(火)〜11/17(日)11:00〜19:00(最終日〜18:00)
Next Exhibition ------------------------------------------------------------
「わたしの森森 −MORI−」森田Miw(モリタ ミウ)
 11/19(火)〜11/24(日)11:00〜19:00(最終日〜18:00)
 ------------------------------------------------------------詳細は、こちら
〜〜こぼれ話〜〜〜
実は、「12water Stories Magazine」は、タンバリンギャラリーの創立スタッフの一人・永井宏が編集長を務めていた、季刊マガジン。(こんな説明をするサイトもあります)1999年から2002年まで、9号まで発刊された。
田上さんのイラストレーションは、6号に収録されています。
佐藤さんは副編集長で、田上さん(なりたてイラストレーター!)は、作品を持ち込んで、佐藤さん・永井との関係をはじめたそうです。売り込みが、こんな形で育っていくなんて、いいですね。当時(2000年)、持ち込んだ作品(「Holiday in hawaii」)のうち、3点が今回展示されています。
写真・左から、永井宏のデッドストック本『WORDS』、『12water Stories Magazine』。

※マシントラブルのため、ブログ公開が遅れてしまいましたこと、お詫びいたします。

11/06/2013

「Haircut for Smile」ミズタニシザース


鮮やかなオレンジのフラッグが、入口にあります。
毎週のように、そのスタイルを変えるタンバリンギャラリー
今回は、日本伝統の技(わざ)、刃物・ハサミの世界。
2012年9月、大好評だった展示の第2弾です。(前回の様子は、こちら

Haircut for Smile 
ヘアーカットで世界は変えられる
MIZUTANI SCISSORS
(ミズタニシザース/水谷理美容鋏製作所)

カット用、髪梳き用など
サイズも用途も違う、100点以上の理美容ハサミが並んでいます。
原材料から、その製作過程も一目瞭然。
顕微鏡で材質の組成をみたり、
ハサミを(プロでなくても)手にとって、
実際にカットすることだってできちゃいます。
世界中のヘアスタイリストたちの依頼でカスタマイズされたもの、
あの横綱の断髪式のための、特注ハサミもあります。

「私の世界とは、別ね」って思ったあなたっ!
そんなことはありません、

白根ゆたんぽさんの仕事・最新作12ページの冊子
「Ichi - Nino - San」が、手に入るんですから。
4本のハサミ・シリーズを白根キャラ4人で描かれた、この冊子。
ミズタニシザースのスタッフも、大のお気に入りで、
この展示で、初お目見えのもの!
白根ゆたんぽさんの仕事はこちら、実物は会場でぜひ。
直筆サインのバージョンも残っていたら、ラッキー!

ほかにも、
レアメタル入りのハサミの端材(限定100個)で、
刻印を体験する「刻印あそび」や、
ポラを撮ったり、“シールに顔描いてください”のコーナーなど、
アトラクションを楽しみながら、
いつのまにかハサミの魅力にハマってしまいそう、なんです。
刻印あそび」の道具たち。端材や整備用のドライバーに

たっぷり時間をとってご覧ください。
自然と笑みがこぼれてきますよ。
お気に入りのスタイリストに髪をカットしてもらった時のように。
そして、
世界中のヘアスタイリストに愛用される、
ハサミたちと、
創業1920年の “メイド・イン・ジャパン”物作りのイマ、
ハサミ職人歴60年以上で今も現役(!)という、
水谷元一さんのメッセージをぜひ、
自分のモノ作り、作品のエネルギーにしてください。

会場には、毎日ハサミを知り尽くした、
ミズタニのスタッフがお待ちしています。
☆11/05(火)〜11/10(日)11:00〜19:00(最終日〜18:00)
〜〜こぼれ話〜〜〜
ミズタニシザースと白根ゆたんぽさんの出会いは、
この6月にあったタンバリンギャラリーでの、
ゆたんぽさんの個展「PARK SHOW」でのこと。
さっそく、個展会場で最初の打合せがはじまり、、、
という次第。
個展が、ギャラリーが結んだ素敵な関係になったようです。
写真は、初日(11/5)にお見えになった、白根さん。
会場には、ゆたんぽさんの2つの最新ZINE
「PARK SHOW」(1000円)、「GIRLS SHOW」(1500円)
も、揃っています。



Next Exhibition ------------------------------------------------------------
Looser's Paradice in Blooklyn/CITY STICKS PRESENTS
− ここには孤独な夢はない − (田上千晶 & 佐藤由美子)
 11/12(火)〜11/17(日)11:00〜19:00(最終日〜18:00)
 ------------------------------------------------------------詳細は、こちら